甲状腺濾胞がん 治療ブログ

甲状腺濾胞がんになりました。治療について記録していきます

入院初日【手術前日】

健康診断で甲状腺の腫れを見つけてもらってから3ヶ月。いよいよ入院日となった。

重い荷物を引きずり、汗だくで昼過ぎに病院に到着。

 

病室は5階の6人部屋で、空いていた窓際のベッドにしてもらえた。ついてる。

荷物を整理したりして、1時間くらいすると名札に初心者マークをつけた男性の看護師さんが来て、院内の説明を受け、検尿・採血・血圧と体温測定。体温計はその時すぐ返したのに、後で「体温計落ちていませんでしたか?」と探しにきた。

採血も後ろで先輩看護師が目を光らせてチェックしていて、手際も悪かったけど、そんなに痛くはなかった(でも採血後に器具を落っことしていた)。

お風呂の予約を19:30に入れたが、後で「お風呂何時にしますか?」とまた聞かれたりして「大丈夫かなぁ」と不安になった。

手術時に穿く弾性ストッキング(血栓ができないようにするもの)のサイズの確認のため足の太さを測られる。Sサイズでした。

 

その後外来で口腔外科へ。歯の具合が悪いと麻酔をかける時に折れたりしてしまうそうだ。少し乾燥しやすいと言われたけど、他は問題なし。手術前に、と思って行きつけの歯科で定期健診を受けておいたので良かった。

 

部屋に戻ると手術担当看護師さん、手術の担当の先生、麻酔科の先生の訪問があり、手術や麻酔に関する説明を受け承諾書にサインをし、明日切るラインをペンで首に書き入れられた。結構なサイズなので若かったらショックだったろうな。幸いもういい年なので、そこまで気にならない。

 

明日手術後に入る予定のICUの見学もさせてもらえた。

テレビはないけどCDラジカセはあるので好きなCDを持ってきてもらえればかけられますよとのことだったけどもちろん持ってきていない。

 

ICUはとても広くて何部屋もあって、表情をチェックするカメラもついていて圧倒された。明日はこんなに大げさというか大変なところに入るんだと思ったらにわかに緊張してきた。

 

ちょうど夕ご飯が運ばれてきたタイミングで一緒に暮らしている彼が自分のご飯持参でお見舞いに来てくれたので、患者食堂に移動して2人で食べた。

「顔がナーバスになってるよ」と言われたけど、そりゃ手術前日なんだからナーバスにもなるってもんだ。

 

19:30にシャワーを浴びて21:00に就寝。

いつも飲んでる眠剤を預けてあったので、それをもらってすぐに眠れた。