甲状腺濾胞がん 治療ブログ

甲状腺濾胞がんになりました。治療について記録していきます

入院3日目【手術翌日】

朝になり、フットマッサージャーや酸素量測定器、導尿カテーテルなどいろいろ外してもらい、看護師さんに手伝ってもらいながら浴衣から甚平型パジャマに着替え、病棟の看護師さんが迎えに来てくれてICUを出る。自分でスムーズに車椅子に移ったので「おー、いい感じですね!」と言ってもらえて秘かに嬉しい。

 

病棟に戻った後は、トイレに行く度にナースコールで看護師さんを呼ばなければならない。

尿量チェックの後ベッドに戻り、お腹にゼリーを塗ってエコーで膀胱に残っていないか(ちゃんと排尿できているか)を確認してもらう。これがうまくいかないとまた導尿カテーテルをつけないといけないというので、変な言い方だけど念入りにトイレに行った。4回目のチェックの後合格が出て、自由にトイレに行けるようになった。

 

洗面所で鏡を見たらあごの下がすごく腫れてて「めっちゃブスじゃん!」とショックを受けた。手術後だからしょうがないけど、あまり人に見られたくないな。

 

お昼から5分粥と煮物などのおかずが出たけどあまり食べられなかった。

 

15時頃彼がお見舞いに来てくれた。

手術翌日にしては元気で、声も少し掠れているけど喋れるし、点滴引きながら歩いていたので驚いていた。

首からドレーンという血液や体液を排出する管が出ていて、その先にそれを溜めるポシェットがついているのだけど、思いっきり「血!」って感じで生々しいのが丸見えなので彼はそれを見るのが苦手なようだった。周りにもドレーンを下げている人が何人もいるから何とも思わなかったけど、確かに日常では見慣れない光景だ。

 

体を起こすのはまだできないのでベッドのリクライニング機能がとても役に立った。いろんな動作をするのに、いちいち首に負荷がかかっていることを実感する。特にくしゃみをすると傷口が開いてしまいそうな気がして怖かった。

 

夜ご飯のお粥は半分くらい食べられた。