甲状腺濾胞がん 治療ブログ

甲状腺濾胞がんになりました。治療について記録していきます

退院後 初外来

退院して2週間。

病理検査の結果を聞きにいざ外来へ。

 

まずは採血をしてもらい、その検査結果が出るまで40分ほど待つ。

 

名前を呼ばれて診察室へ。

「体調はどうですか?」と聞かれ

「喉の締め付け感が辛いです」と伝えると「手術後はむくみが出るのでそれで器官を圧迫して締め付け感が出てしまうんです」とのこと。治す方法はないので慣れるか日にち薬しかない。

 

「あとは、別にいいんですけど、この前何となく歌を歌ってみたら全然歌えませんでした」と言うと「大丈夫、歌っていれば歌えるようになります」と。大きい声や高い音が全然出なくなってしまったんだけど、気が向いたら少しずつ歌ってみようかな。年に一回くらいはカラオケにも行きたいし。

 

その後先生が「それで、検査の結果なんですが…」と切り出した時に先生の顔を見たら

「あ、良くなかったんだな」と瞬間的に感じた。

 

その予感は残念ながら当たってしまい

「病理検査の結果、濾胞がんでした」と言われ、

「ああ、じゃあ手術して良かったです!」と答えると先生も少しほっとしたようだった。

 

「ほんと、早く手術して良かったです。おとなしそうなガンなので、たぶん追加の手術(残っている左側の甲状腺も切除する)はしなくて良さそうだと思いますが、今細胞を培養しているので次の診察の時に決めましょう」とのこと。

 

血液検査の結果、甲状腺刺激ホルモンの値が高かったので、チラーヂンという甲状腺ホルモンの不足を補う薬を処方された。

 

少しわかりにくいけど、甲状腺ホルモンが足りないと、その分泌を促すために甲状腺刺激ホルモンが多く出る。するとガン細胞が残っている場合そちらも育ってしまうそうだ。

 

なので甲状腺刺激ホルモンが活発化しないように、甲状腺ホルモンを薬で補うことになったというわけである。

 

私自身はガンと診断されたことについてはそこまでショックではなかった。今まで死んでもおかしくない交通事故に2回も遭っているし、人生なるようにしかならないと思っている。

 

ただ両親に伝えるのがまた辛い。娘がガンなんてショックだろうなぁ。今回はラインでサクッとお知らせした。

 

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母も受け止めてくれたみたいでホッとした。早く一ヶ月後の結果知りたいな。